いなせな花形家業、火消し軍団め組の家。
東映太秦映画村のめ組の家には、纏(まとい)・弓張り提灯(ちょうちん)・手押しポンプの消火器・装束などが飾られています。また象徴とも言える火の見櫓(やぐら)も要チェックポイントです。
江戸市中の消防は幕府直属の定火消し・大名の大名火消し・町火消しの三つに分かれていました。町火消しは八代将軍吉宗のころ町奉行大岡越前の守忠相が組織化したといわれ、いろは四十七文字を組織しましたが、「へ・ら・ひ」の三文字は語感が悪いとして「百・千・万」に替えています。
火の見櫓では半鐘の打ち方によって火事の遠近を知らせていました。
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